M氏「いい天気だなー…授業出たくねえ」
蛇足「そーだなー…ああ。こんな日は学校をサボって彼女と電車で海にでも行けたらいいよなー。ま、そんな彼女いないんだけどよ」
M氏「…………え?お前、そういうの(現実の女)興味あったの?」
蛇足「………」
違うんだよ、知人M…。
以前「謎の彼女X」でそういう話があったんだ……。
このときの「彼女」とは「謎の彼女X」のメインヒロイン・卜部美琴を想像していたのであってなにも現実の女と海に行く様を想像してた訳ではないのだよ………。
今月の「並木通りアオバ自転車店」に登場した漫画家「桃寺コージ」はめがねっ娘とおさげに全てを捧げた漫画家「小野寺浩二」が元ネタ。ういっす、蛇足です。
しかしアニメ化って…漫画内では随分出世してるなあ先生。
月末ですが漫画買ってきました。最近、漫画を数冊まとめて買うことが増えたなあ。
そういやここんとこ一~二巻を買って続きを買わない(買う機会がない)いわゆる「一巻買い」が多いような気がするなあ。
大ハシ正ヤの「もう俺、ハエでいいや」とかは二巻以降買う気がないのだけれど、植芝理一「謎の彼女X」あずまきよひこ「よつばと!」石川雅之「もやしもん」とか、続きをお買い上げしたい漫画もあるのだよなあ。週刊系だとジョジョも欲しいんだけどなあ。
漫画界が広すぎるのが悪いんだよ。今日だって立ち読みだけで購入意欲を注がれる漫画にいくつ出会ったことか…
そんなわけで今日のお買い物。
冬目景「イエスタデイをうたって」
中村光「聖☆おにいさん」
芦奈野ひとし「ヨコハマ買い出し紀行」
ちなみに上から一巻、一巻、四巻。
…そう。やっちゃいました新規開拓。一巻買いの可能性がバリバリです。
レビューー。
「イエスタデイをうたって」
これといった目標もなくただだらりとコンビニバイトで生計を立てる主人公・魚住。
いつものように廃棄弁当で烏に餌付けをしてると、彼は一匹の足の黒い烏を見つける。その烏を追うようにフラリと現れた「烏の飼い主」を名乗る少女・野中晴。
廃棄弁当を分けたことをきっかけに、用もなくコンビニに立ち寄っては魚住にちょっかいを出す彼女。考えの分からない少女の存在に魚住は戸惑う。
そんなある日、魚住は大学で別れた片思いの相手、森ノ目シナ子(木に品でシナ)と偶然に出会い―――。
といった感じ。こーいう静かなラブコメ(というと陳腐になりそうで怖いのだが)は結構好きっす。ラスト、自転車の二人乗りのシーンが好きっす。
そもそもこういうヒロインには近代漫画の力を感じさせてくれるんだよなあ。絵面で萌えさせず、内容でときめかせるっつーやつ。個人的には「お茶にごす」(アレも来週最終回か…)の西森先生なんかそういうの上手いと思うんですが。
で、今僕「萌え」と「ときめき」とで区別して使った訳なんすけども、
「萌え」っつーのは絵面でときめきを与えた場合に適用される言葉だと思う訳ですよ。
いやいやラノベ萌えを否定するのかっつー人もいるでしょうがね、そもそもありゃあカバー絵と本文から読み手の脳内でイメージを形作るから萌えに近しい感情が生まれるのであって、それはやはり萌えと見るべきでしょう。
灼シャナ一巻でシャナの着替え中に悠二が押し入れからすっころげたあのシーンだってきっちり挿絵入ってましたし。
んで何が言いたいかっつーと、文章のみの小説だろうと「萌え」を起こさせることは(読み手のイメージを働か(せざるをえない内容を書くことで)せることで絵を脳内に発生させるから)可能だと思うし、
逆に漫画だって、思い切り萌えるしかないようなキャラに描くことも可能であるがそれをやらず、ヒロインを人並みに描いて展開でときめかせる(脳内にページに描れたもの以上の絵を描かせない)ことで「萌え」でない「ときめき」を生み出させる事も可能である…って事ですね。そういう漫画には名作が多いのですよ。
ヒロインを「萌え」ではなく「可愛らしい」等々と思わせる漫画っつったらまあこの辺かしらん。
・本日購入「イエスタデイをうたって」
・メイド探偵日常物「それでも町は廻っている」
・萌えるヒマなきギャグセンス「まんゆうき~ばばあとあわれなげぼくたち~」
………画太郎先生入れちゃったのはマズかったかしらん。
んでまあ、とにかくいいっすよ。「イエスタデイをうたって」
ジャンプにもめだかボックスだのあねどきっだの一昔前なら人の少ない時を狙ってさっと立ち読みするしかなかったような萌え絵漫画が増えてきましたしねえ。
「萌え」にうんざり来ちゃってる人は是非。上記三冊も合わせてどうぞ。
では最後にお気に入りのワンシーン。
いい女とはつねに謎の存在であるべきだ。
「…ブッダ、これ……」
「…あれ?石をパンに、水をぶどう酒にする奇跡できたよね?」
「だからってこんな出し方……どこぞの鬼嫁かと思うじゃない!」
ラスト参りましょう。
「ヨコハマ買い出し紀行」
いつの事だかは分からない。
地球の温暖化は尚も進行。やがて海面はゆっくりと上昇し、
その被害は日本を飲み込むまでに至った。
一時期はなんやかんや争いがあったらしいが、
今ではみんな諦めたというか、大人しいものだ。
人っ気も少なくなった日本の上、
丘で一軒の喫茶店を営むロボットがいた。
彼女の名はアルファ。ロボットでありながら
人間以上に人間くさい彼女は、今日も店を閉めて何処かを旅する。
その都度の目的に合わせて、あくまでのんびりと。
…たまにはお店もやるけどね。
くそう、二行改行がこんなところで発動しやがった。しばらくは見づらいだろうが勘弁してくれい。
んでこの漫画ですが、まあ、終末的のんびり漫画とでも言えばいいでしょうかね。更に言えばおっさんとじじいが多い漫画。
最大の特徴は、人類の危機に全く動じない方々ですか。いまさらジタバタしたって何ぞ始まるもんでもなかんべーという感じ。作中で使われる方言が見事にのんきの象徴。
どっちかっつーと「藤子F不二雄的SF」かなあ。年を取らない人や人間くさいロボットなんか出てきますし。だけどフナムシとかカニとか、妙に近代の田舎的でもある。だからS・F(スペース及びファンタジー。夢のある話を指す造語)であるとは言い切れない。まさに「すこし・ふしぎ」の世界。
これは若干萌えとしての側面があるかなあ。それでも結構薄いが。
果たしてあの喫茶店に行ってみたいという衝動に萌え的心理が無いと言い切れるのだろうか。そいつは読み手にもよるだろうが、俺にとっては難しいところです。
んで、ここでも好きな一コマをぺたり。

まずかったのでしょうねえ、きっと。
そーいや今日立ち読みしてきた中にも買ってみたい漫画がいくつかあったのですが、今日は時間もないのでこの辺りで。
リストだけ載せておくことにしましょう。いつか記事かーこうっと。
のりつけ雅春「上京アフロ田中」
佐藤マコト「サトラレ」
ではまた次回。読んでくれた方、お疲れさん。