2010年4月2日金曜日

~でゲスよ

ついに買ってきちまいました。押切蓮介「でろでろ」
意外と長寿漫画であったので不覚にもブックオフ買い。よおし、この調子で全巻そろえるぞお。


「でろでろ」とは一言で言えば「ホラーギャグ漫画」です。
主人公・日野耳雄がまとわりつく霊をカイザーナックルでフルボッコにします。

そもそも実体の無い霊を素手で殴るという事が既に理不尽なのですが、なによりそれを不自然に思わせないくらいの「人間臭さ」が霊サイドにあるのがいい。
妙な物を売りつけたり、しょーもないいたずらを仕掛けたり、ビビって逃げたり殴られたり。
幽霊も所詮は元・人間。そこに切り込んだ物怖じの無い耳雄の言動が見ていてまた心地よいのです。

霊だけでなく妖怪も多様に出てきますが、「ちぢれ毛を部屋に散らかす妖怪」だの「映画館で人を「ビクッ」ってさせるのが何より楽しみな妖怪」だの「チャイムの音真似をしてピンポンダッシュとみせかける妖怪」だのこれまた個性豊かで非常に憎らしい容姿をしています。実際出てきたらビクっとするでしょうが、漫画の中だとまたユーモラスに見えるものです。まあ最後は耳雄に殴られる事がほとんどですが。

ヒロインの可愛さも魅力の一つですね。
耳雄が溺愛する妹の留渦はクールに素敵だし、四巻から登場の相原さんは三つ編みっ子。
普段登場するのが目つきの悪い不良や常に血的な液体を流している幽霊だけに、女キャラが非常に可愛らしく見えるのです。


「立ち読みで吹いた漫画」ベスト3に入るほどの秀逸な一作、押切蓮介「でろでろ」
是非一度お読みくださいませり。

0 件のコメント: