ウチの住んでる地域では、「タッチ」あるいは「捕まえた」のことを「エッタ」と呼びます。
ふと考えたのですが、これってひょっとすると江戸時代差別対象になった、殺生を生業とする身分・「えた」に通じてるんじゃないでしょうか。
そう考えると「相手に触れる」ことを「エッタ」と言うという事は、つまり誰もが小学校の頃やったであろう「あいつに触れると菌がつくぞ」「あいつに触れると呪いがつくぞ」というような感覚で、「俺が触れたから、お前にもえたの穢れが移ったぞ」という意味合いで「エッタ」と呼んでいるのでしょうか。
そういえば鬼ごっこって小学校の頃やった呪いの移し合いに通じる所があるよなあ。あん時はいつ俺が呪いを発する立場になるのかと心中ヒヤヒヤしながら呪い移してたもんだ。
身近に根付く差別意識って恐いねえ。蛇足です。
少女漫画は嫌いじゃないんだけど、時々絵荒れがあるんだよなあ。ガキ絵とか表現上のことでなく、時々本当におかしいと思える絵が出てくる。
話自体は面白いの多いのになあ、と少し残念。まあ、基本的に少女漫画は読む機会なくて読まないんだけども。
そんな中買ってきました辻田りり子の「恋だの愛だの」。
クラス内絶対的傍観者を貫く苗床かのこを描いた漂流少女漫画「笑うかのこ様」の続編でゴザイマス。
コレは元々知人の家で見つけたんだけど、かのこのキャラクタが非常に俺向きだったのでバッチリハマッた。クラス内の事情を完全に把握しいつでも強請りを掛けれる立場にあるってかっこよくね?
んでこの漫画はそんなかのこ様の高校生活を描いた話。
「笑うかのこ様」とは違い、かのこ様が中学校時代培った観察眼を用いて普通の少女を演じるという内容になってます。一言言うと、あんな黒幕ヅラして何言ってんだ(笑)
作中で「にやり」という擬音が多く登場する事からも分かるように、主人公・苗床かのこの智謀策略に長けたところが見ていて小気味いい。上級生さえ手玉にとって情報戦略を勝ち上がる姿が格好いいんだこれが。
少女漫画らしくラブコメ要素も含んでいるけれど、これまた男が読んでも読みやすいさっぱり感。「テーマは恋愛だが、恋愛モノではない」という作者のこだわりが感じられる作品でした。
0 件のコメント:
コメントを投稿