2011年3月24日木曜日

よつばと!談議

子供だから簡単な言葉で~って言うけど、子供だからこそ難しい言葉を使うべきだと思う。

簡単な言葉しか見てこなかった子供は簡単な言葉しか使えないようになる。
噛み砕いたものを食べつづけていれば歯が退化するのと同じ理屈。

ただそれは難しい言葉を「教育」しろということでは決して無い。
大事なのは「覚えさせる」のでなく「使わせる」という事。
本を読んでいて分からない単語を教えてあげるだとか、会話の中での適切な言葉を教えてあげるだとか、
そういった「手助け程度の役割」を果たす事で、子供の語彙はぐんと広がるように思う。


以上、自転車の謹慎を受けたよつばを見てて思った事でした。



よつばと!面白いね。
登場人物一人一人にそれぞれの物語があって、そのリンク加減が絶妙。
小岩井さんの交友関係や風香の高校生活、あさぎの大学での話とか全てスピンオフで描けそうなくらいよく作りこまれている。
学校のガレージキットで例えるなら、音楽室だけ作ればいいのに前の廊下やよく行く購買まですごく精巧に作られている感じ。
だからよつば以外のいわゆる脇役が、脇役とは感じられない。みんなが一個人としてそこにいるように感じられる。
言い換えるなら人物がとてもリアル。だからどことなく懐かしささえ感じてしまう。

周りの人々のノリのよさも素敵だね。
とーちゃん、ジャンボ、風香や恵那はもちろんだけど、三~四巻だと花貰った婦警さんもわたあめ屋のおっちゃんもラジオ体操のねーちゃんもみんなよつばの言動に対し非常にノリがいい。
綿雨は雲なのか?という問に対し「違うよ」でなく「そーだ。これが集まったら雨が降るんだ」なんて言える大人は格好いい。

きっちり子供に現実を教えるより、笑える嘘をさらっと言える大人になりてえなあ。

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